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ごはん☆マイスター講座 事業に関しまして

事業開始の考え方

私たち日本人にとって、お米はとても大切な食材です。

世界を大混乱させたコロナウィルスのパンデミック、地震・津波・台風・噴火・温暖化などの大規模な自然災害、そして世界を巻き込む戦争。そのどれもが、世界の経済や貿易に大きな影響を与え、物価高を引き起こし、私たちの心を不安にし生活を不安定にしています。

そのような中で、私たちは「食料」や「エネルギー」といった生きていく上で本当に欠かせない物について考えさせられました。

その最たるものが「お米」ではないでしょうか?

食糧自給率が低い日本において、お米は私たちの生活を下支えしてくれる貴重な食材であることを再認識しました。

しかし、そのお米が非常に厳しい状況におかれていることを皆様はご存じでしょうか?

その1つめが消費の激減です。食の洋風化や簡便化、飽食化の中で、私たちはお米を食べなくなり、今ではピーク時の半分以下しか食べていません。さらに糖質制限ダイエットの流行が拍車をかけています。

そのことが、2つめのコメ価格の低迷に繋がります。米作りの収益では生活が成り立たないため、稲作農家の後継者は育たず、米農家の廃業がどんどん増えています。それに伴う3つめが、水田の減少、地域の過疎化が自然災害を増長させつつある現状です。

日本は何千年も前から、お米を大事にしてきました。

先人たちは開墾や開拓に打ち込み水田を増やし、農業技術の革新をし、「お米を腹いっぱい食べる」ための努力をしてきました。いま、その水田が衰退しようとしています。

私ども一般財団法人日本米穀商連合会は、全国の米穀販売事業者の団体です。

米穀販売事業者は、お米によって支えられてきました。だからこそ感謝の念を込めて、「そのお米を守りたい」「次世代に残したい」と強く願っています。ただ、私たちはあまりに微力すぎて、この流れにとても太刀打ちできません。しかしその一方で、私たちができることもあります。それが「お米の大切さを伝える」こと。そのために、20年前からお米マイスター認定制度を設立し、社会に広く普及啓発し、多くの小学校でも出前授業も展開してきました。

 そして、いよいよ今年度からは、お米・ご飯に携わるユーザー、次世代を担う若い方々を対象としたお米の勉強会「ごはんマイスター☆講座」をスタートしました。お米は、消費者が1億人を超えるであろう他に類を見ない凄い食材ですこれを機会に消費者の一人一人がお米を大切にする気持ちを持ってもらえることを目指して参りたいと思います。

そのためには、米需要の約4割を占める中外食事業者様こそが大切です

その中でも、特に今や米需要の約4割を占めるといわれる業務用米ユーザーである外食・中食事業者様の米に対する考え方やスタンスが非常に重要なものと考えております。この事業を通じて、「お米・ご飯」について、環境に配慮した米の選択」「産地や生産者を意識した米の選択」について、少しでも考慮いただき、それとともに「米を大切にするために品質管理や保存や炊飯量へ細心の注意(=食品ロスの低減)」「自店の売りとして、使用するこだわり米の背景や新たなご飯料理などをメニューや張り紙等でお客様へ伝える活動」で波及くださることを切に期待しております。

 また、一般消費者の皆様にも、この事業を通じて得られた知識や情報(稲作、コメの保管、炊飯、調理、歴史や文化等)について、お米に対する考え方を少しでも変えていただき、行動してにつなげていただければと考えております。

 皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

 

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